さあ!マンション選び
モデルルームの見方
●マイカーよりも電車で出かけよう●
未完成の新築マンションを検討するときには、パンフレットや間取り図などを頼りに物件の判断するわけですが、多くの情報が得られるのはモデルルームです。
モデルルーム見学は、ぜひ電車でいきましょう。最寄り駅から現地まで歩けば、商店街のようすや、交通量などがチェックできます。また、実際にマンションが建つ場所や周辺環境を現地にいって確認することも大切です。物件とモデルルームは離れていることが多く、近くだとしても、周辺環境がまったく同じということはないからです。
家具や家電製品などの置き場所を確認するためにはメジャーが必需品です。あらかじめ家具や家電製品の大きさをメモしておくのを忘れずに。
モデルルーム見学は、広告やチラシなどに記されたサイズを確認するいい機会です。たとえば、居室内の天井高240cmと書かれてもピンとこないかもしれませんが、いって見てみれば実感できます。天井の高さ、廊下の幅、ドアの大きさ、収納の大きさなど、意識して確認するようにしてください。
●モデルルームだけに気をとられないこと●
モデルルームだけでは住戸以外の部分はわかりません。販売センターにはたいてい、建物や敷地内の植栽などの模型が置いてあり、マンション全体のデザインや共用部分のようすを見ることができます。自分が希望するタイプの住戸が建物のどこに位置するか、ベランダからの眺め、部屋をのぞかれる心配、エレベーターや駐車場など音の気になる施設との位置関係をチェックすることができます。
いろいろな図面も用意されています。住戸の平面図だけでなく、各階平面図、マンション全体の平面図を見せてもらって、できるだけマンション全体のイメージをつかむことが大切です。また、日あたりについては冬至の日の日照時間がわかる「立面日影図」で確認しましょう。
●オプションと標準仕様の確認を●
モデルルームをチェックするとき、必要なのは想像力です。テレビや映画のセットのようなモデルルームのなかで、自分たちの生活シーンをどれだけ現実的に思い描けるかが、ライフスタイルあったプランを見つけられるかどうかのカギを握ります。いまの住まいにある家具や家電製品を、頭のなかで配置して想像してみましょう。
たいていのモデルルームは、最多販売価格帯の標準プランかそれよりワンランク上のタイプでつくってあります。「最多販売価格に少しプラスすればこれが買えます」という心理作戦です。希望の住戸タイプとの違いをしっかり確認してください。
さらに、多くのモデルルームはフルオプション仕様で、豪華につくられています。購買意欲をそそる工夫がされているわけです。オプションには余分な費用がいくらかかるのか、本当にほしいオプションひとつひとつの値段とともにきちんと計算しておかないと、100万円単位で価格に響くことも少なくありません。どれがオプション仕様で、どれが標準仕様なのか、しつこいくらいに確認して後悔することはないのです。